肩甲骨で肩こり改善
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みなさん、こんにちは。
院長の石井です。
今回は、肩こりや四十肩などの原因にもなる肩甲骨についてお話しします。
肩甲骨は背中にある逆三角形の板状の骨で、上腕骨と鎖骨とともに肩関節を形成しています。
肩甲骨は体幹の骨と直接つながっておらず、筋肉を介して位置を保っているので、ほかの骨と比べると動きの自由度が高いです。
肩甲骨がスムーズに動くことによって、肩はさまざまな方向への動作が可能になっています。
しかし、日頃から肩や肩甲骨をあまり動かさなかったり、猫背などの不良姿勢が常態化していると、肩甲骨を支える筋肉が固くなって、四十肩・五十肩などを引き起こしやすくなります。
そこで、肩甲骨を意識的に動かし、肩こりなどの予防につながる簡単なストレッチをご紹介します。
①左右どちらかの手を同じ側の肩に添えます。
②そのまま肘で大きな円を描くように前から後ろにゆっくり大きく回してください。
これを左右10回ずつ行ってみましょう。
その際、身体は傾けず姿勢を真っ直ぐに保ち、肘先は肩より上を向き、後ろ側にもしっかり引けていることを意識して回してください。
なお、痛みを感じたら無理せず、痛みが出ない範囲で行ってください。