腸もみで冷え症対策を
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みなさん、こんにちは。院長の石井です。
今回は本格的な冬を迎え、寒さに負けない身体をつくるために役立つ、「腸もみ」についてご説明します。
腸は食べたものを消化吸収するための臓器ですが、ほかにも人体の免疫細胞の約7割が分布しており、自律神経をコントロールする「第2の脳」と呼ばれるほど重要な器官です。
また、腸には多くの血管が通っていることから、血液循環が衰えると腸内環境が悪くなり、代謝の低下とともに熱を生み出すことが難しくなり、冷え症体質になってしまうのです。
つまり、冷え症の改善や免疫力のアップ、疲れにくい身体をつくるためには、腸をしっかりと活性化させることが不可欠となります。
そこで、今回は自分でできる簡単な腸もみをご紹介します。
はじめに仰向けになって、利き手を下側に人差し指、中指、薬指の3本の指の腹が重なるように両手で逆三角形をつくります。
そして、指の腹の重なった部分で、①右の骨盤の内側、②右の肋骨の下、③おへそとみぞおちの中間、④左の肋骨の下、⑤左の骨盤の内側の順に押し揉んでください。
最低1周、気持ちよければ複数回続けてください。
痛すぎず気持ちいい程度の力でやってみましょう!