いい姿勢知っていますか?
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みなさん、こんにちは。
院長の石井です。
今回は姿勢に関するお話をします。
姿勢はその方の生活環境や仕事、スポーツ歴など、さまざまな背景によって形成されます。
ご自身がどのようなタイプの姿勢なのか、いい姿勢に近づけるためにはどんな意識を持てばよいのかを知っておけば、未然に不調を防ぐことにもつながります。
しかし、ここで注意しなければいけないのが、「本当にいい姿勢」を知っているかです。
「姿勢が悪いから、いい姿勢にしよう」という方は多いですが、意識しているその姿勢が身体に負担をかけている場合があります。
いい姿勢を意識しすぎて「反り腰」になってしまうパターンです。
反り腰はモデルさんのように腰のラインがキレイに見えるため、「いい姿勢」と思われがちですが、背骨の反りが強過ぎて関節への圧力が増して、腰痛や首コリの原因になりやすいです。
特に立っているときは、腰は反っているけれど、座っていると骨盤が後ろに倒れて猫背になる方は、インナーマッスルの筋力不足が疑われます。
まずは「本当にいい姿勢」を知ることからはじめて、支えとなる筋力を効果的に鍛えていく取り組みこそが、不調のない身体づくりへの近道となります!